<北海道登山旅行記>
斜里岳、トムラウシ山、有珠山、黒岳、藻琴山


2020年9月7日〜9月24日

画像1 <100名山斜里岳登山 後ろはオホーツク海>

画像2 <タンチョウはいつもつがいで行動する(釧路湿原)>

画像3 <美瑛町の「四季彩の丘」は秋に来ても美しかった!>

画像4 <屈斜路湖外輪山最高峰の藻琴山を登山。途中にみえた屈斜路湖>

画像5 <紅葉し始めたトムラウシ山(中央)を登山。この後、残念ながら時間切れで断念。>

画像3 <サロマ湖畔のワッカ原生花園をサイクリング>

画像4 <紅葉し始めた大雪山山系の黒岳頂上から旭岳方面を見る>

画像5 <有珠山の外輪山を登山。いまだに噴気が上がっている!>



<●コロナ禍の間隙をぬって北海道旅行へ●>

2020年。この年は歴史に深く刻まれるはずのコロナの年。
退職後は海外を回ることを楽しみにしていたのだが、おかげでしばらく中断せざるを得ない状況になる。
とりあえず国内旅行に切り替えるしかない。そうだ北海道に行こう。北海道は学生時代以来で実に45年ぶりになる。その時にたくさんの山に登ったが、まだ登っていない百名山が3つ残っている。長距離の移動が心配だが、昨年東北まで車を使い行ったように途中も観光しながらのんびり行けばなんとかなりそうだ。
しかしコロナで移動制限がかかりなかなか県外に行きずらい状況が続く。ようやく第1波が収束した6月ごろに県をまたいでの移動制限が解除。しかし自粛ムードや感染が心配でなかなか踏ん切りがつかない。
そうこうしているうちに7月、第2派が来て自粛せざるを得ない。ようやく下火になった9月に出発することにする。
今回もキャンピングカーを使いすべて車中泊。しかも可能な限り車中飯にしよう。そのためにキャンピングカーの整備もしてきている。期間は最低2週間。退職している身で時間には余裕があり3週間でも問題ない。
コロナも心配だがまあ、用心して旅をすればなんとかなるさ、ということで熟年一人旅が始まった。

<●今回の足跡●>

<行き(赤路線)島根→青森→函館→北海道各地→帰り(青路線)→函館→大間→島根>

 
<青森→函館→大沼→洞爺湖→有珠山登山→室蘭→日高→帯広→釧路湿原→霧多布岬→風連湖→納沙布岬→摩周湖→屈斜路湖→斜里岳登山→網走→サロマ湖→網走観光→北見→大雪山系黒岳登山→旭川観光→美瑛→富良野→トムラウシ温泉→トムラウシ山登山→日高→夕張→千歳→支笏湖→函館→大間>



<●旅程●>

◎9月7〜9日:<島根→鳥取(泊)→糸魚川(泊)→能代(泊)>
◎9月10日:<青森→津軽海峡フェリー→函館→大沼→洞爺湖:泊>
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◎9月11日:<有珠山登山→室蘭→日高:泊>
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◎9月12日:<日高→帯広→十勝→釧路湿原→霧多布岬:泊>
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◎9月13日:<霧多布→風連湖→納沙布岬→摩周湖→屈斜路湖:泊>
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◎9月14日:<屈斜路湖畔観光→藻琴山登山→清里町:泊>
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◎9月15日:<斜里岳登山→小清水原生花園→網走→上湧別町:泊>
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◎9月16日:<上湧別町→サロマ湖観光→網走観光→女満別:泊>
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◎9月17日:<女満別→北見→層雲峡→黒岳登山→旭川:泊>
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◎9月18日:<旭山動物園→美瑛→富良野→トムラウシ温泉:泊>
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◎9月19日:<トムラウシ温泉→トムラウシ山登山→清水町:泊>
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◎9月20日:<清水町→日高→小樽→支笏湖→函館:泊>
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◎9月21〜22日:<函館→大間→恐山→久慈(泊)→小袖海岸→田老町→仙台→相馬→双葉町→新潟(泊)>
◎9月23日〜24日:<新潟→舞鶴:泊〜島根着>
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<●あとがき●>

全日程18日17泊、走行距離なんと5800km。初秋の北海道の大自然を満喫する旅になった。
心配していたコロナもキャンピングカーを利用して、道の駅や日帰り温泉、コンビニ等を利用して車中泊しながらできるだけ人との濃厚接触を回避し問題なく、旅行を終えることができた。
普通の観光ばかりでなく、登山、トレッキング、サイクリング・・・いろいろあってバラエティー豊かな旅行になった。
18日と言ってもそのうち行き帰りに4日ずつかかるので北海道内は正味10日の旅。やり残したこともたくさんある。
また来年来よう。
しかし、この旅行は8月のコロナの第2派が落ち着いた後のことだが、旅行から帰ったあくる10月の終わりごろから徐々に北海道の感染者が増え、11月にピークを迎え、道独自の集中対策期間を発出した。とりわけ旭川市の病院でクラスターが発生し、自衛隊が支援に入ったことは記憶に新しい。
これは、12月から1月にかけての第3派の全国的な感染者数の増加に伴い、東京などの緊急事態宣言の発令につながる。一体、いつになったらコロナが収まり自由に旅行できる日がくるのだろう。
この旅行記を書き終えた令和3年2月前半時点では第3波も徐々に収まり、ワクチン接種の準備が進むどの明るい話題も出始めている。この調子で進むことを祈って筆をおく。