フィリピン旅行記(プログ山登山記）

フィリピン旅行記(プログ山登山記）

２０１１年８月９日～８月１９日

＜プログ山(2922m)＞

＜●未開の国フィリピンへ●＞
２０１１年夏。前年モンゴルに行った友人と２人で今年はフィリピンへ行こうと決めていた。まだ行ったことが無いアジアの国はフィリピンくらいしか無いということなのだが、ボホール島のチョコレートヒルやバナウエイの棚田など最近テレビで放映されて、美しい自然や未開発の部分が残っている魅力ある国であることが紹介されていた。
しかし、その友人が仕事の都合で行けなくなり、少々気が抜けたが、気を取り直し一人で行くことにする。
どうせなら、山に登ろうと調べたらルソン島最高峰のプログ山（2922m）がある。しかし個人で簡単に登れるか、ネットでは情報が少なく分からなかった。まあ現地で調べ聞いてみて可能なら登ろう。
いつでも山に登ったりトレッキングができるよう軽登山靴と、荷物を厳選して小さなリュックに詰め込み、さあ熟年一人旅の始まり，始まり。

◎0-セブまで(福岡→台北→マニラ→セブ）－＞８月９日

◎1-セブ→ボホール島（チョコレートヒル）－＞８月１０日

◎2-ボホール島→セブ－＞８月１１日

◎3-セブ→マニラ－＞８月１２日

◎4-バナウェイ（バダッドトレッキング）－＞８月１３日

◎5-バナウェイ→ボントック－＞８月１４日

◎10-カバヤン→マニラ－＞８月１８日～１９日

＜フィリピン全図＞

＜ルソン島北部、セブ島とボホール島＞

＜●あとがき●＞
予約していたセブパシフィックの飛行機に乗り遅れるというハプニングもあったが無事、予定した旅程を終えた。
チョコレートヒル展望台には４回も登った。それだけでなく自分で見つけたヒルにも登った。
どうなることかと心配したプログ山にも現地で自分で調べ聞き、登ることができた。途中で日本兵らしいドクロを見たり、最後に小雨の中、バイクで下山したことは今でも肝を冷やす。
山深いカバヤンの町や子どもたちも印象的だった。この地域やフィリピン全体が戦争で日本とも関係があったこともあらためて分かった。
バナウエイの棚田のトレッキング、サガダの鍾乳洞洞窟を素足で歩いたことなども忘れられない。
いろいろありすぎて１１日の旅であったが、２０日くらいに感じた。
フィリピンはわりに近くでありながら、未開な部分がたくさん残る、魅力ある国であることをしみじみ感じた。
また行こう、魅力ある国、フィリピンに。

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