≪●●●マニラ観光●●●≫
飛行機は眼下にフィリピン海の島々を見下ろしながら、マニラに近づく。今日の予定は，マニラ観光とバナウエイまでの夜行バスに乗ることである。
＜バエ湖＞
マニラは３日前に飛行機で乗り継いだだけであるが、混沌として危険な町という印象しかない。
＜空から見たマニラ＞
マニラからは、明日行くバナウエイ行きの夜行バスに乗らなければならない。切符は予約できない。したがってバスターミナルまで行き直接買うしかないのだが、あまり遅いと売り切れということも考えられ、まずバスターミナルに買いにいくことにした。それから観光の予定である。
＜高架鉄道＞
バナウイエまでのバスが出るオートバス社は、空港の反対側のキアボ地区にある。マニラは会社ごとにバスターミナルがあり、ほんとにやっかいである。タクシーで行けば金額がかかりそうなので、タクシーで近くの高架鉄道周辺まで行き高架鉄道を使い自力で行くことにする。見知らぬ町を自分で歩く、これが一番の観光なのだ。
＜電車＞
クーポンタクシーでカバヤンホテル(最終日に泊まる予定）まで行ってもらい、そこからエドッサ駅で鉄道に乗る。始めて歩くマニラの町はそんなに危険な感じもしなかった。
乗り方にまごついたが、なんとか切符を買い、金属探知機をくぐって電車に乗る。20分ほどでドロテオホセ駅で降り、あとは地図を頼りに歩く。
＜学生の町らしく古本屋がたくさんある＞
20分も歩けば着くさと簡単に考えていたが、なかなか場所が分からない。周辺にはフロリダ社をはじめ、いくつかのバスターミナルがあったが肝心のオートバス社が見つからない。暑い中1時間くらい歩き、人に聞いてもらちがあかず、最後はトライシクルに頼んだのだが、なんとフロリダ社のそばにある小さなビルの一階に看板。そうか分からないハズだ。
＜オートバス社＞
しかも、切符を買おうと入ると、今日の便は無い。フロリダ社に行けという。分けの分からないまま、フロリダ社に行き切符を買う。まあ、とにかく良かった。
＜昼食＞
もう2時すぎ。昼食をとって無いことに気づく。食堂はあるがビールが無いという。こんなに暑いのにビールが無いと死んでしまう。ということでコンビニに入り、チキンなどといっしょに冷えたビールを買う。机があったので中で食べようとするとダメだという。ビールがいけないんだろう・・・ということで通りに出て塀に腰掛けてやっと食べる。
＜ここらは学生の町＞
とにかく冷たいビールを飲んで生き返った。ここは大学がそばにあり、学生が多い。白衣を着た生徒も多いから医学部もあるのだろう。
＜キアボ教会＞
これから市内観光だが、教会などのある海岸部まで少しあるが途中の名所を見ながら歩くことにする。ますは、日焼け止めクリームを買う。忘れてきたのだ。これが無いと皮がボロボロになる。
まずはキアボ教会。人が多く中には入れなかった。
＜マニラ大聖堂＞
そのまま南に歩きパッシグ川を渡り、郵便局あたりに出ると、そこはイントラムロスと呼ばれる城塞都市に入る。この中にたくさんの名所、旧跡があるのだ。最初はマニラ大聖堂。中にも入ることができ荘厳な礼拝堂で一休み。
＜サンチャゴ要塞＞
続いてこの城塞都市の北西を守るサンチャゴ要塞。広い施設の中を歩くだけで暑さで消耗している身にはつらい。博物館もあって入ったがほとんど素通り。
＜サン・オウガスチン教会(世界遺産）＞
最後に世界遺産になっているサン・オウガスチン教会。ここはフィリピン石造建築の中でも最も古い教会。
＜教会の中＞
中に入って、席に座って一休みといういつものパターン。祭壇や壁画が有名。大型扇風機から来る風がうれしい。
＜博物館＞
次に教会の横にある博物館に入る。中は撮影禁止だったが、様々な宗教で使う物品が展示されていた。
その後、公園に出る。日本庭園があったので入り休憩。ベンチで少し横になる。あたりにはカップルが数組。夕方になりしだいに暗くなってきたのでじゃまにならないように退散。最後に大きなリサール公園に出たが、ここで照明と噴水のコラボに遭遇。音楽に合わせ、噴水が吹き出て照明も変わる。最後には炎まで出た。フィリピンでもこういうことができるんだと感心。
＜バスターミナルで夜行バスを待つ＞
公園のレストランに入り夕食。当然ビールがあるとばかり思っていたが、無い。ショックだったが出るわけにもいかず、取り合えず済ます。冷たい水がおいしい。高架鉄道を使い、バスターミナルまで戻る。近くのコンビニでビールを買う。
＜バスの中＞
汗だくになっているので着替えをして、ビールを飲みながらバスを待つ。今晩は夜行バスでバナウエイまで移動。夜行バスは体力的にはしんどいが、これで日程が楽になり、宿泊費も浮きよく使う。一日中歩き回ってしんどいが、よく寝られるだろう。
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