≪●●●バナウエイ●●●≫
夜行バスは普通の座席シートだったが良く寝れた。バナウエイに着くとすぐに客引きかなんかが来て、分けの分からないままホテルがまで連れていかれる。最も私には好都合なのだが。
＜ホテル＞
そいういわけでホテルはすぐに決まった。"Peaples house"という賑わっている安宿。荷物を置いて、洗濯と朝食をする。さらにツアーを誘ってくる。バダッドトレッキングが１０００ペソ（２０００円）くらい。でも私は自由に歩きたいので、ジャンクションまでの送迎だけでいいと言って４００ペソにしてもらった。
＜トライシクル＞
トライシクルのおじさんは、気さくな人で、私のへたくその英語に丁寧に相手をしてくれる。
道はほとんど舗装してなくあちこち工事中。ひとつ間違えれば谷底に・・・という場所もたくさんある。
＜バダッドまでの道＞
約１時間かかってジャンクションに到着。１０時ごろであった。４時に迎えを頼む。６時間のトレッキング予定である。
＜ジャンクションからの登り道＞
ジャンクションという命名は道が分かれるからであるが、全然ふさわしくない。ただの山奥の分かれ道。みやげ物のほったて子屋が一軒あり、おばあさんが民芸品を売っていたが、高いのでやめる。
さっそく登りはじめる。道は広い。どんどん登る。人とは会わない。
＜峠の茶屋＞
約１時間で峠に着く。売店の小屋があり、ビールがあったので飲む。娘さんと会話してまた帰りに寄ると約束。
＜峠からバダッド村方面を見下ろす＞
ここまではなんとか車も登るみたいだが、ここからは歩くしかないみたい。下を見るとはるかむこうの下方に階段状の田んぼが見え、あそこがバダッド村だろうと分かる。
＜村の入り口のライステラス＞
どんどん下っていく。道はせまくなり、車なんか通らない。そのうちに右側にライステラスが現れる。これか、でも小さいな。
約１時間で、バダッド村に到着。ここから見たライステラスは圧巻。見とれていると、どこからともなく、おじさんが現れ、滝に行くなら案内するよ。という。ここから滝への道が地図も無く不安だったので入り口まででいいと言って１００ペソ（２００円）で契約。
＜ガイドさんとライステラスを横断する＞
おじさんは先に立ちライステラスへ下っていく。後を追う。ライステラスを横切る。途中、一部が土砂崩れで埋まっている。それを通り過ぎ、下方に下る。やがて崖のそばの売店に着く。あとはここを下っていくと滝があるといってガイドは分かれる。売店のおばさんにコーラを買って荷物を預かってもらう。
＜滝＞
急な階段を１００ｍほど下り、さらに水平に500ｍほど行った奥まった所に滝があった。欧米の観光客が水浴びしている。あいにく雨が降ってきたがすぐにやむ。
＜学校＞
もと来た道を引き返し、売店で荷物を受け取り、ライステラスを横断してもと来た道を戻る。また雨が降ってきて、民家の軒先で雨宿りする。最後に小学校があったので寄ってみる。子どもたちも遊んでいる。
＜子どもたち＞
来た高台にあるレストランというほどでもない食堂で遅い昼食にする。
チャーハンみたいな料理がおいしい。冷たいビールもあって感激。ここにも宿があるみたいで、隣では西洋人が本を読んでいる。こんな山奥でゆっくり滞在してみたいものだとも思うが・・・。
＜昼食＞
見事な棚田を見ながら飲むビールはおいしい。崩れたところは３ヶ月前に台風でやられたと話をきいた。いつ直すのかと聞いたら分からないそうだ。貧しい村に災害。心が痛む。
２時になったので引き返す。峠を通り、約束どおり茶屋により、ビールを１本飲む。さらに１時間下りちょうど４時すぎにジャンクション到着。もうトライシクルのおじさんは待っていた。
＜ジャンクションとトライシクル＞
ガタゴト道をバナウエイに引き返す。ついでに追加旅金を２００ペソ払いバナウエイのビューポイントの観光も頼む。
＜イフガオ族の民族衣装で＞
いくつかのポイントで写真を撮る。民族衣装を着たイフガオ族のおばさんもいたのでチップを払い一緒に写真を撮る。フィリピンは100以上の民族が集まった多民族国家。ここイフガオ州はイフガオ族が多い。
＜バナウエイのライステラス＞
バダッドの棚田に比べバナウエイの棚田は範囲は広いがあまり整ってない。でも変化ある様々な地形も楽しい。
＜夕食＞
宿に帰り、ホテルで夕食。夜も外に出てみたが、田舎で何も無い。でもこれでいい。そのうちバーやカラオケができたら・・・都会と変わらなくなる。
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