<フィリピン旅行記1>
セブ→ボホール島

2011年,8月10日

<ボホール島:チョコレートヒル>

 


≪●●●セブ→ボホール島へ●●●≫
あくる朝、ホテル周辺を散策して適当な店に入り朝食。あいにくの雨模様だっだが突然、スコールのような豪雨になり、驚く。
今日は船でボホール島まで行ってチョコレートヒルを見る予定。
まずは、港まで行かなければならない。タクシーを使うと簡単なのだが面白くない。ちょうど雨もやんだので、セブ市内の観光も兼ねて歩くことにした。


<セブ市内>
8時出発。ホテルは郊外の高台にある。まずはセブ市街を通り海岸線まで歩く。セブ市内はバイクが多い。地図をたよりにたっぷり2時間歩き、人に聞きながらなんとか港に着く。10時半発の高速船になんとか間に合いホッとする。
高速船と言っても、乗ったのはギリギリだったので2階の後ろは吹きさらしの粗末な席。そんなに速くないので平気だったが、満席で自由に移動できない。



<高速船でボホール島へ>

≪●●●ボホール島観光●●●≫
約2時間後、ボホール島に着く。予想通りの、たくさんの島の観光ツアーの呼び込みを断固として避け、自由に回ることにする。ツアーだとチョコレートヒルは30分ほどの観光で、すぐに戻るらしい。せっかくだから、できれば間近のホテルに泊まりゆっくり見たい。

<名物トライシクル>

まずはバスターミナルまで移動しなければならない。トライシクル乗り場ですぐにトライシクルはつかまったが、私を荷台に積んで、サイドカーにはさらに別の客を乗せるらしい。しばらく待たされ、合計5人も乗ってようやく出発。


<バスターミナル>

市街地を抜けさらに走り20分ほどでバスターミナルに着く。ちょうど止まっていたバスがカルメンと書いてあったので運転手に確認して乗る。

<バスでチョコレートヒルへ>
バスは、生活バスで、様々な人が乗ってくる。海岸沿いに走り、川沿いに山に入る。珍しい風景に飽きることは無い。山の中に大学があり女学生が乗り降りするには驚いた。


<ヒルが見えてきた>
2時間ほどでようやく周りにチョコレートヒルが見え出した。もう間近であり車掌に着いたら降ろしてもらうよう再確認する。

<チョコレートヒルへの入り口>
降りたのは私だけ。右に曲がりゲートで入場券を買い、丘を回るように上がっていく。そうです。展望台もひとつのヒルになっているんです。

<丘の上のチョコレートヒル展望台へ>

やがてホテルや駐車場のある広場に着き、そこからさらに階段があり登りきるとやっと展望台到着。

<チョコレートヒルから見たホテル方向>

周囲を大きなヒルがニョキニョキと顔を出して囲む。360度見晴らしが利くが、ヒルがあるのは半分の範囲くらい。それでも遠くまで合わせると数え切れないくらいの不気味な風景が広がる。この風景を見にきたんだと感慨深い。

<チョコレートヒル>
次々にバスで来た観光客が写真を撮り帰っていく。でもこの眺めを30分ではもったいない。やはりここに泊まろう。

<部屋からはヒルが一望!>
広場にある立派なチョコレートコンプレックスホテル(この周辺にはこのホテルしかない。)に恐る恐る、空いているかと聞くとOKだという。 料金は1200ペソ(2400円)とやや高いがしかたない。どうも今日はじめての客らしく1号室に案内される。

<遅い昼食>
ホテルに荷物を置いて、考えてみるとまだ昼飯を食べていないことに気づく。コンプレックスヒルのレストランは高そうなので下の道路まで降り、1件出ていた屋台で昼食をとる。 焼きそばにバナナこれで十分。ビールは無いのでコーラ。全部で50ペソ(100円)と安い。

<下から見たヒル>
できれば自分で近くのヒルを登りたいと考え、周辺を歩くことにした。少し歩き目をつけたヒルは、道無き道を行かなければならないようで、困難や危険を感じた。

<バイクのあんちゃん>

入り口まで戻り、バイクのあんちゃんに声をかける。このあんちゃんはコンプレックスヒルに歩いて登る客を捕まえバイクで運ぶのを商売にしている。英語が通じるので便利である。
かたことの英語で聞いてみると、なんと登れるヒルが近くにあるので連れて行ってくれるという。200ペソ(400円)とやや高いがOKして荷台に乗る。


<近くのヒルに登る>

20分ほどで着いた奥まった場所にあるヒルはなるほど側面に道が着いている。ガイドは下で待っているから登って来いという。20分ほどで登れるヒルだが、自分で見つけたヒルで感慨深い。頂上からは遠くに先ほど登ったコンプレックスヒルも見える。


<ホテルはプール付き>  <夕食>

ホテルに戻り、プールに入り汗を流す。夕食はホテルのレストラン。3組くらいしか人が泊まってないらしい。夕食後、夜のヒルに登ってみた。ライトアップさせていないので周辺は見えない。ふと見ると樹木がクリスマスツリーみたい一面に輝いている。ホタルが止まっているらしい。静かな夜が更けていった。


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