≪●●●サガダ●●●≫
ジープニイはともすれば転がり落ちるんではと思うような坂道を登っていく。ガードレールなんて無いのが当たり前。
＜サガダへの登り道＞
約１時間でやっとサガダに着いた。２時すぎだった。
＜サガダの中心：右端が泊まったホテル＞
サガダに立ち寄ったのは、ここは山中の小さな町だが、たくさんの洞窟やその中にある昔からの棺（ハンギングコフィン）が有名であるからだ。
＜ホテル：２階の中の部屋に泊まる＞
まずは今晩のホテルを探す。安そうなホテルに入りトイレ、シャワー共有の部屋にきめ、荷物を置いて観光に出る。
＜ガイド＞
洞窟に入るにはガイドが必要とガイドブックに書いてある。すぐそばの観光センターに入りガイドを紹介してもらう。３つの洞窟に入り５００ペソ（１０００円）。
＜スゴン洞窟：中央に棺が下がっている＞
町を２人で歩く。洞窟を歩いて回るエコトレッキングに感心。最初はスゴン洞窟を道から紹介される。そばまで行かないのかと少し残念。良く見ると中央に棺らしきものがぶら下がっている。
次にスマギン洞窟。これがこの観光のメイン。ガイドはランプを持って暗い洞窟に入り、それを追いかける。
＜スマギン洞窟へ入る＞
中に入るとその広さに驚く。暗いのでガイドの明かりだけが頼り。中には川が流れている。やがてガイドが靴を脱げという。エッ！と思ったが理由はすぐに分かった。川の中に入るのだ。冷たい水が心地よい。
さらに行くと鍾乳胴みたいなスベスベした岩が出てくる。なるほどこの岩の上ならはだしが一番滑らない。
＜スマギン洞窟の中＞
奥まで行く。圧倒されるような大きな柱が出てくる。こんな風景は見たことないし、その中をはだしで歩けるなんてすばらしい。
感動のさめやまぬ中、洞窟から出てきて入り口の売店で休憩。コーラを飲む。
そのまま、町に戻りガイドは帰ろうとするので、もう一箇所あるハズだというとシブシブ来た道を少し戻り最後のルミアン洞窟に連れてってくれた。道路から少しはずれ歩かなければならないから、ごまかそうとしたのだろう。
＜ルミアン洞窟＞
ルミアン洞窟の積みあげてあるコヒィンを見て、やっと終了。
ガイドに料金を払い、分かれて町まで戻る。まだ５時、時間があったので、一人で反対のエコーバレーに入ることにする。ここにも有名なハンギングコヒィンがあるのだ。
＜エコーバレーのハンギングコヒィン＞
小一時間ほど行くと、あった。崖にたくさんの棺が吊るしてある。まだ新しそうなのもある。
＜バスケットコートとサガダの町並み＞
墓を通って戻る。バスケットコートで子どもたちが遊んでいる。
＜レストランから見たサガダの通り＞
ホテルに戻り夕食に出る。町といっても一本道だが、ガイドブックに載っていたレストランの２階で通りを眺めながらビールを飲み、食べる。
＜夕食＞
宿に戻って、シャワーを浴びベランダに出てビールを飲む。鍾乳洞の岩を歩けるなんて・・・この町に立ち寄ってよかった。静かに田舎の夜が更けていく。
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