カナダ旅行記（カナディアンロッキートレッキングとキャンプの旅）
２０１４年８月１日〜８月１３日
＜センチネルパス（2605m）で、後ろはビクトリア連峰とビクトリア氷河＞
＜●カナディアンロッキートレッキングとキャンプの旅●＞
２０１４年、８月、今年もアメリカで研究生活を送っている「息子を訪ねてくれ」というめったにない、ありがたい妻の一言でアメリカに行くことにした。
で、ついでに、あくまでもついでに・・・どこか行こうと考えた。昨年は南のメキシコだったので、今年は北のカナダしかない。カナダはカナディアンロッキーがあり、山好きな私にとって以前から行きたいと思っていた国。迷わず決める。
さっそく下調べ。一人で広い山々を回ろうとするとレンタカーしかない。これはすぐに決定。
続いて問題は宿。いろいろ調べていくと夏のハイシーズンのカナディアンロッキーのホテルは高い。
さらに、調べていくとキャンプしながら回るという方法が目に付いた。カナダ人はキャンプが大好きなのである。
そうだ、キャンプがある。キャンプは学生時代から山歩きで得意である。また、子供が小さいときにはよく家族でキャンプ場を回ったことを思い出す。
ロッキー山脈の中にはたくさんのキャンプ場がある。夏場は有名な高いキャンプ場は予約しないと泊まれないみたいだが、安い小さいキャンプ場もたくさんありそこなら予約不要で早いもの勝ちみたいだ。
さっそく準備にかかる。キャンプは最近は行かなくなっていたので、ネットで4000円の小さなテントを買う。ついでに炊事するのに小形のガスコンロを2000円、アルミナベセットも1000円で買う。
今回はトランクを持っていくが、半分は息子への物資であるが、半分はキャンプ用品や食料。しかし、トランクは満杯になり重量オーバーになりそうで食料をラーメンだけにする。
まあ、私の食料は現地調達だ。ひさしぶりのキャンプに少しワクワクもするが、妻はあきれ顔である。最後の仕上げに、隣町の湖畔でデイキャンプを張り予行練習を済ます。
また、トロント経由ということで一日使い、ナイアガラ滝の観光もすることにした。ここでもレンタカーを借りることにする。
いろいろ準備不足で、不安もあるが、まあ行けばなんとかなるさということで、熟年一人旅の始まり、始まり。
◎1-大坂→成田→バンクーバー→カムループス→ノーストンプソンキャンプ場
−＞８月１日
◎2-キャンプ場→ロブソン山遠望→ジャスパー→ウイスラー山→スネアリンングキャンプ場
−＞８月２日
◎3-キャンプ場→ジャスパー→パス・オブ・ザ・グレイシャートレッキング→コロンビア大氷原観光→ウィルコックス・パストレッキング→ウィルコックスクリークキャンプ場
−＞８月３日
◎4-キャンプ場→レイク・ルイーズ→レイク・アグネス→ビッグ・ビーハイブ山登山→プレーン・オブ・シックス・グレイシャーズトレッキング→バンフ→トンネルマウンテンキャンプ場
−＞８月４日
◎5-キャンプ場→モレーンレイク→ラーチ・バレートレッキング→センチネルパス→レイク・ルイーズ・サイトシーイングゴンドラ→ヨーホー国立公園モナークキャンプ場
−＞８月５日
◎6-キャンプ場→タカカウ滝→エメラルドレイク→カムループス→バンクーバー
−＞８月６日
◎7-バンクーバー→トロント→夜のナイアガラ滝観光（泊まり）
−＞８月７日
◎8-昼のナイアガラ滝観光→トロント→ボルチモア→（滞在）→トロント→成田→大坂
−＞８月８日〜13日
＜カナダの地形図と今回訪問した２箇所：青色：空路、茶色：レンタカー＞
＜カナディアンロッキードライブコース：▲キャンプした場所、●トレッキングした場所＞
＜●あとがき●＞
いやー、カナダは広い！。レンタカーでの走行距離約2200km
カナディアンロッキーでは雄大な山々をトレッキングしたのはもちろん、野生の熊やシカを目撃するなどカナダの大自然としっかりふれあってきました。
心配していた「行きあたりばったりのキャンピング生活」も5泊を重ねるにつれ、快適な生活を安く体験できるということを身を持って実証してきました。
トラブルもたくさんあったけど、雄大な大自然を十二分に堪能しているうちにすっかり忘れてしまいました。
しかし、あれだけ走ったのに後から地図を見ると狭い範囲だけなんだ・・・・ほんとにカナダって広い！
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