≪●●●トロントへ移動●●●≫
昨夜は３時間くらいしか寝ていない。それも車の中の仮眠。少し眠いが、まあ、こんなことは慣れている。今日はバンクーバーからトロントに移動してナイアガラの滝の観光。トロントからのレンタカーやナイアガラの宿は予約してある。
予約してあった朝９時発のエアーカナダのフライトでトロントに移動。
トロントまでは約４時間の旅。時差が３時間あるので夕方の４時くらいに着く。移動で丸一日使う感じだが、しかたないか。
＜エアーカナダの機内＞
トロント空港に着いて、まずは再びレンタカーを借りなければならない。公共の交通機関もいろいろ出ているが、やはり車が一番便利で早いみたい。日本から予約してあるので楽勝かと思っていたらこれが想定外のことがあり大変だった。
まず、当然空港内にあるレンタカーの集合オフィスへ行く。
日本から予約した会社は「peel」という聞いたことがない会社。レンタカー会社を比較するサイトで一番安かったのが決め手だったが、これが失敗。
＜トロント空港の車のピックアップ場所＞
なんと、空港内のオフィスにその会社のデスクが無いのだ。聞いてみたら空港外だということ。空港の係員に聞くと、案内してくれるというので一安心。
その人に付いて行くと、空港内のゲートを周回しているモノレールに乗る。そして降りた所が、車のピックアップ場所。
ここでどうするんだと途方にくれていたら、そばに電話機があると教えてくれる人があり、いくつかの会社の中に「peel」という表示もありその番号に電話する。名前を告げるとすぐに迎えに行くと返事があり、待っているとまもなく来て一安心。
＜インド系のレンタカー会社の人＞
迎への車で１５分ほどで会社に着く。オフィスは郊外にある薄暗い小さな一室。
駐車場にはレンタカーらしき車は無い。応対してくれた人も送迎車を運転していたターバンを巻いたインド系の人。
なんと、先程まで、乗っていた送迎用の車を貸すという。小型車を注文していたのだが、出払っているので料金は同じでよいので、この大型車に乗れという。ガソリンもメーターをスケッチしてこれくらいで返せという。
かなりアバウトな感じだが、ランドクルーザーみたいな大型車に乗れたからいいか。
＜レンタカー＞
ナビは必需品。事前に申し込んでいるが、これが、使ったことがない機種でとりあえず、ナイアガラまでをインプットしてもらう。
時間はもう６時前。飛行機から降りて車を借りるまで１時間半はかかった。後からドキュメントを見ると、受け渡し場所に「空港外」とちゃんと書いてあるではないか・・・まあ、これも良い勉強だ。レンタカーは多少は高くても大手の会社がよいことが身にしみた。
＜トロントからナイアガラへ出発＞
手続きが終わるとすぐに出発。町は郊外。広い通りで車も多くない。
運転は順調。ナビにそっていけば問題ない。ナイアガラまで約130km。約１時間半で着くハズ。
＜ナイアガラへの途中＞
道は広くてよい。すぐに左側に湖が見えてオンタリオ湖だと分かる。
ドライブは快適。左にオンラリオ湖を見ながら快適に車を走らす。
何回か橋を渡り、やがて町に入る。もう夕方、たくさんの観光客が行き来していてナイアガラの町に着いたことが分かる。
＜泊まったホテル＞
予約していたホテルは「Michael's Inn」という１泊７０００円程度の安宿。川沿いにあるホテルで滝の見える所まで歩いて10分くらいとロケーションの良さが売り物。
大きなホテルで、駐車場が一杯で、フロントで聞くと上の方にもあるよという。確かにホテルの上を回るとあった。
＜ナイアガラの滝周辺地図＞
そうこうしているうちに、もう夜の８時を回ってあたりはすっかり暗くなっている。さっそく滝を見に行く。
川沿いに５分も歩くと橋に出る。アメリカとの国境のレインボー橋である。アメリカ側には明日に行くことにして、橋は渡らず脇を素通り。
＜遊歩道＞
もうここから滝がみえる。初めて対面する滝は、ライトアップされたまるでレインボーのような滝であった。
橋のたもとから遊歩道がカナダ滝まであり、人々がたくさん出ている。
＜アメリカ滝＞
写真を撮りながら、長い遊歩道を滝を見ながら歩く。
最初はアメリカ滝が川向いの正面に見える。
夜だから細部は分からないが、その雄大さは充分感じることができる。
頭上に月が見えて滝といっしょに写真に収める。
＜カナダ滝＞
遊歩道にはたくさんの観光客が出ており、露店なども出ていて賑やかである。
ゆっくりと滝を見ながら歩くと、やがてカナダ滝が近づく。
カナダ滝はこちらの岸から川を貫く感じであるので、滝のそばまで見ることができる。
夜だが、迫力のある滝のおちる様子が間近で見られ、すばらしい。
＜カナダ滝の縁＞
でも、ここらあたりから滝のしぶきが落ちてきてまるで、雨が降っているようである。
ふと上をみると滝のライトアップをしている照明がある。
＜ライトアップの元＞
ここにあるレストランで滝を見ながら食事でもと思って上がってみるが、ちょうど１０時で、閉店時間。
展望だけでを楽しんだ。
遊歩道を引き返し、繁華街を回って見ることにした。
＜観覧車も見える町並み＞
やってるやってる、ライトアップされたたくさんの看板に、たくさんの店、大勢の人々が行き交う歓楽街。ここはカナダだが、アメリカみたいである。
＜人ごみ＞
遊園地みたいな場所もあり、観覧車も回っている。
今日は週末、子供連れも多く、お化け屋敷みたいな所もある。
＜夕食はピザ＞
夕食にしようとレストランを探す。
もう遅いのでレストランは閉まっているのが多い。探したあげく夕食はピザにした。ビールとセットになっていて10ドルくらい。これで十分。
＜ビアホールでカラオケ＞
となりに生演奏付きのビアホールがあったので、入ってみる。カラオケで、歌うこともできるみたいで、代わる代わる希望者が歌っている。
アメリカと少しも変わらない雰囲気で賑やかである。
歌を聞きながら、大きなビールを飲み干し大満足。
＜カジノによってみる＞
その後、せっかく来たのでカジノに寄ってみる。カジノは大きなビルで遠くからもよくわかる。
入り口もなにかチェックでもあるかと思ったが、警備員がいて一応見ているが素通りできる。
＜カジノ＞
上の階に上がるとやってる、やってる。ポーカーやルーレット。一人で楽しむゲームマシンもある。
カジノはラスベガスで行ったことがあり、慣れている？
せっかくだから一回ほどゲームマシをしてみる。
１ドルだけで、すぐに終わったがもうこれ以上はしない。
＜レインボー橋＞
帰るついでに、アメリカとの国境であるレインボー橋によってみる。
明日の予行練習で、橋を渡ってみることにする。
厳重そうな施設があるが、カナダ側からの出国は簡単だった。自動ゲートに25セントコインを数枚入れると自由に出れる。
ただし、橋を渡ってアメリカへの入国は審査があるみたいで、面倒なのでやめる。
橋の上からは滝がよく見える。カナダ側の夜景も綺麗である。写真を撮る。
＜部屋＞
宿に戻るともう１２時回っていた。
安ホテルとはいえ、十分にゴージャス。久しぶりに寝るベッドは快適。
思えば機中泊とキャンプ生活を繰り返し１週間以上ぶりのベッドである。しかも、ここはシャワーでなくバスタブである。
久しぶりの風呂にゆっくり浸かる。思えば昨年、南米イグアスの滝を見て、これで世界三大瀑布の２つを見たことになる。あとはアフリカのビクトリア滝か・・・
ベッドに入ると夜のナイアガラ滝の興奮も冷めやらない中、いつの間にかぐっすりと寝ていた。
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