≪●●●ナイアガラの滝二日目●●●≫
＜ナイアガラ周辺地図＞
８時起床、久しぶりのベッドで昨夜はよく寝れた。
今日はカナダ最終日、午前中、ナイアガラの滝を観光して、午後４時の便でアメリカ、ボルチモアに移動する予定。
滝の観光は今日はアメリカ側に渡って、遊覧船「霧の乙女号」に乗る。
＜レインボー橋（アメリカ側から見たもの）＞
荷造りしてチェックアウト後、荷物を車に積んで身軽になって観光に出る。
まずはレインボー橋まで行きゲートを出る。昨夜、予行練習しているのでスムースに行く。
＜出国ゲート＞
橋の上から見る昼のナイアガラの滝は雄大。あらためて、２つの滝を比べる。
ナイアガラの滝は、エリー湖の水がオンタリオ湖に注ぐ、その途中のナイアガラ川にできた巨大な滝で、世界三大瀑布のひとつ。
＜レインボー橋から見たカナダ滝＞
落差52m、幅675mで馬蹄型をしたカナダ滝と、落差34m、幅320mでまっすぐ落ちるアメリカ滝の2つが並んでいる。
橋の上からはすぐそばにアメリカ滝が見え、少し離れた所にカナダ滝を望むことができる。
＜展望台とその下のアメリカ側の乗り場＞
橋を渡ってアメリカ側の入国審査を受ける。一日観光であり、ほとんど時間はかからなかった。
まずは、霧の乙女号に乗ろう。カナダ側からも出ているがアメリカ側の方が比較的空いているという。すぐそばの展望台に行く。
窓口でチケットを買うと青色の薄い雨合羽もついてくる。料金は20ドルくらいだったか・・。
＜乗り場＞
エレベーターで下まで降りる。
霧の乙女号 「Maid of the Mist」は昔からやっているナイアガラの滝の遊覧船。
カナダ側からも出ていたが、最近カナダ側の船は新しい船やシステムになっているらしく名前も変わっているらしい。
＜アメリカ滝の前を通って＞
桟橋の前に並ぶと、すぐに船が入ってきてほとんど入れ替えのようにして乗れた。
船に乗ると２階のデッキに陣取る。やがてスタート！！
まずは、アメリカ滝の前を通る。間近に見る滝はまた格別。
＜カナダ滝へ突入＞
さらに奥に進み、だんだんカナダ滝が近づいてくる。
カナダ滝の中に入ると猛烈な水しぶきで風景が全然見えない！！
濡れるというよりシャワーに突入って感じ。目を開けるのがやっと!
みんな大声で奇声をあげながら写真を撮っているが、後で見るとレンズに水滴がついたり霧や雨粒でほとんどまともな写真は撮れていない。
＜無事生還：記念撮影＞
やっとのことで滝壺の外へ出る。
まさに無事生還！って感じで、みんな興奮している。
船は３０分ほどで桟橋に戻る。
＜間近に見るアメリカ滝＞
船を降りて、すぐの場所のアメリカ滝の近くに登る遊歩道があり、歩いてみる。
すぐ脇を「とうとう」とアメリカ滝が流れている所まで登りふと振り返りと虹が出ている。
＜虹と＞
滝の水煙がレンズになっているらしい。虹と滝はセットみたいなもので、イグアスの滝でも何度も見た。
近くに人に写真を撮ってもらう。
＜橋を渡ってゴート島へ＞
遊歩道を降り、エレベータで上に上がって、川の上に張り出した展望台で、眺めを堪能したあと、さらに奥に少し歩くとゴート島へ渡る橋がある。
川幅な広くはないがすごい勢いで流れている。この水がアメリカ滝へ落ちるのだ。橋を渡って、再び今度は滝の上にあるという感じの展望台へ。
ここから見る滝はすごい。すぐ下を滝が流れ落ちている。
＜遊歩道＞
下に降りる遊歩道もあり、滝の真下まで行けるらしい。行ってみたいが時計を見るともう１１時。
あいにくもう時間が残っていない。遊歩道観光を断念し、再び橋を渡り公園を通りレインボー橋の出国ゲートに戻る。
出国手続きは人が並んでいて思いのほか時間がかかった。
＜公園＞
レインボー橋を渡り駐車場に戻るともう１２時すぎ。慌ててナビにレンタカー会社の住所を入力する。
すべて英語であり（当たり前か）この入力がうまくいかなかったりすると大変なことになる。
なんとか入力できたみたいで一安心。戻る途中でガソリンを入れ時間を使う。
＜ボルチモアへ＞
ナビに沿ってレンタカー会社に付近に着くが、ナビがここだという場所に目指す建物は無い。ヒヤッとして周辺を探す。
会社のオフィスが反対側にあって一安心。やはりナビはすごい。時刻は１３時半。１６時発なのでなんとか間に合うか・・・。
ところがオフィスに行ってびっくり、閉まっているのだ。えっ、まあ、帰りは１４時だと伝えてあるからな・・・しかし一刻の時間も無駄にできない。
隣のオフィスの人に電話してもらって待つこと２０分、ようやく現れたレンタカー会社の人。返車手続きもそこそこに空港に送ってもらう。
＜空から見る五大湖＞
空港に着くともう１４時半。なんとか間に合うと一安心・・・ところがなんと出国手続きが長蛇の列。どうもアメリカへの入国手続きをこの空港でするみたいだ。
時間はどんどん過ぎるし、列は進まないしイライラする。もう間に合わないと思い「ボルチモア！」と叫びながら空港職員を呼び、列をショートカットさせてもらいゲートについたのが１０分前。
なんとかギリギリ間に合い一安心。はやり時間には余裕を持って行動すべきという旅の基本をあらためて思い出す。
ボルチモア行きの飛行機はなんとプロペラ機。機内から五大湖がよく見えた。
やっとのことで着いたボルチモア。息子に迎えられ、３日ほど過ごす。
昨年も来ているのでもう違和感が無い。というか懐かしい感じもする。釣りに行ったり、近郊をドライブしたりした。
まあ、息子もアメリカでの生活にもすっかり慣れ元気で研究生活を送っているようで安心した。
＜ボルチモア球場へ＞
その中で変わったことといえば最終日に大リーグを見にいったことだ。
ここボルチモアはオリオールズの本拠地。滞在中に運良くヤンキース戦があり息子と二人で見にいったのだ。
＜オリオールズ対ヤンキース＞
チケットは日本でネットで取ってある。値段は１枚７０ドルくらいの内野の上の方の席。
ヤンキースは田中が入団した年でシーズン始めは調子よかったので、ひょっとしたら先発にあたるかもと楽しみにしていたのに、なんと７月にヒジを壊し休場してしまったのだ。
＜ボルチモア球場で＞
まあ、イチローや黒田もいるし誰かは出てきて見ることができるだろう・・・。と思っていたが、結局だれも出場せず見ることができなかった。
しかし、望遠カメラでヤンキースベンチを見ると黒田がいたのがせめてもの救いか・・。
＜黒田がいた！＞
しかし、今シーズンで引退がささやかれているスーパースター「ジーター」は元気に出場している。
この名選手が打席に立つと、さすがのオリオールズファンも大きな拍手で迎える。
＜ジーターも＞
試合は地元のオリオールズが優勢で大盛り上り。もちろんビールを飲みながらの観戦。どっちを応援していいのか迷ったが周りの熱気に負けてオリオールズを応戦した。
あまり遅くなってもということで途中で帰ったが、翌朝ニュースを見ると帰ったあとさらに点差が開き、11-3で大勝したらしい。
試合結果
あくる早朝、日本に向け帰国開始。トロントに戻り、国際線に乗り換えカナダの北極圏上空を通り・・・夕方の４時ごろ成田着。
最終の新幹線で神戸まで戻り、夜行バスで浜田まで戻る、という当初に立てた計画通りの道筋。東京駅の乗り換えで２０分遅れると帰れなくなるという連続のギリギリの強行軍。
神戸の中華街で中華定食を食べながら帰ったことを実感する。
あくる朝、無事浜田に着く。
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