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クリーブランドからニューヨークへ ２０２３年５月１５日 
＜機内から見るニューヨーク（ブルックリンか）の町並み＞ ５月１５日、月曜日。今日はクリーブランドからニューヨークへ移動する日。いよいよこの旅のハイライト、初めてのニューヨーク観光に出発する。フライトは午後２時ごろで日本で予約してある。荷物は余計なものは息子の家に置いて、機内持ち込みのリュックひとつにまとめた。 
＜ケースウエスタンリザーブ大学構内＞ 早朝、出勤する息子と大学に行き、研究室で朝食をとりコーヒーを飲んで過ごす。そのうちに明るくなったので大学構内を散策する。広い構内は自然も残り気持ちよく歩ける。最後は学生会館でネットで今日の観光について調べて過ごすうちに１０時になる。 
＜Cedar University 駅＞ １０時になりすぐそばのRTA駅に行く。大学から空港まではRTAのレッドラインで直通、2.5ドル１時間で行けるのだ。駅は無人駅だがチケット販売機がある。約1時間で11時過ぎ空港着。余裕をもってきているので出発まで3時間もある。搭乗手続きも順調に済み出発ロビーのレストランで昼食にする。ビールにサラダを注文。これだけでチップも含めて２０ドル。物価高の先が思いやられる。 
＜アメリカン航空の機内＞ ２時前、アメリカン航空の機内に乗り込む。ニューヨーク行きはほぼ満席。 出発すると天気もよく、機内からは外の景色がよく見えた。約１時間後、着陸間際のニューヨークの町並みは圧巻だった。あれがマンハッタンだろうか、いや高層ビルがないからとなりのブルックリンだろうとか、まだ行ったことのない町の空想をめぐらす。 
＜ラガーディア空港＞ ラガーディア空港到着。空港内はさすがニューヨークというようなお洒落な空間が目を引く。ニューヨークにはいくつかの空港があるがマンハッタンに一番近いのがここラガーディア空港（LGA)。  ＜ニューヨーク地下鉄路線図＞ さてここからが今日の本番。安い地下鉄を使って宿泊地まで行かなければならない。LGA空港はブルックリン地区にありマンハッタンまでの移動はタクシーやリムジンバスなどがあるが高い。しかし地下鉄を使うと3.5ドルでマンハッタンのどこまででも行ける。目的地のBoweryはマンハッタンの南の方。行き方はあらかじめ調べてある。 
＜無料バスに乗る＞ まずは無料バスに乗らなければならない。バスの表示についていったら出口付近に止まっていたので乗る。すぐに出発する。広い飛行場内で、所々で乗客を降ろし地下鉄駅Jackson Htsまでは30分程度かかった。 
＜Jackson Hts駅で乗り換え＞ Jackson Hts駅で降り、ここからは地下鉄がある。入り口には大勢の人が集まりようやくニューヨークにきたという実感と少しの不安を覚える。 まずはチケットを購入しなければならない。券売機があったので調べておいた通りに操作しようとするがなかなか思うようにいかない。買いたいのはメトロカードの一週間乗り放題。30ドル以上するが4泊5日だからなんとか元が取れるだろうという算段。まごまごしていて後ろに列ができてきて焦ったがなんとか購入完了。一安心。買ったばかりのカードで改札を出てちょうど来た列車に乗り込む。 
＜メトロに乗る＞ しかしこれが大失敗。初めは分からなかったがどうも「Jamaica」の方に向かっている。路線図を見ると反対側だ。慌てて次の駅で降りて逆方向に乗り換え一安心。ここからも乗り換えが2回くらいある。スマホのmapのガイド通りに乗り換えなんとか目的地のBowery Grand St駅に着く。時計を見ると５時すぎだから２時間近くかかったことになるが緊張であっという間だったような気もする。 
＜Boweryの町並み＞ 降りたBoweryはチャイナタウンの一角。ここはマンハッタンでも南の方で主に中華系の人々が暮らす街、安宿もたくさんある。なるほど、少しごみごみしていて洗練された町並みではない。でも親しみは湧いてくる。 
＜Bowery Grand Hotel＞ ネットで予約した安宿はBowery Grand Hotel。やはり、中華系で漢字の看板もある。一部工事中で２階に受付がある。ニューヨークの宿は普通でも２〜３万円、ドミトリーでも１万円超える中、この宿はなんと個室で一泊8000円程度。 
＜部屋＞ 安いには訳があり、なんと部屋は２畳ほど。その半分はベッドでトイレ、シャワーは共通。これはあらかじめ分かっていたことで、実際に見た清潔面でもなんとか想定内。まあ、寝れればよいと昔から安宿に泊まっていた身にはこれで十分。ここで４泊する。 
＜焼き鳥の屋台＞ 
＜中華街＞ 中華の食堂も軒を連ねる。まるで中国に来たみたいだ。これはいい、きっとここなら安いだろう。しかし、ビールが出ない所もあり少し覗いて確認する。夕食はその中の一軒に入る。 
＜夕食＞ メニューはよくわからないので一番上にあった写真付きの牛肉麺を注文。ビールも懐かしいチンタオビール。なんとか無事ここまでたどり着き明日から観光ができそうだということで一人で乾杯しビールをお代わりする。 しかし会計時にビールが７ドル×２本と牛肉面が１５ドルで計２９ドル、チップが１ドルで３０ドルでいいだろうと出すと、不満そうな顔をする。チップは２０％が標準らしく３５ドル出してOKをもらう。なんかしっくり来なかったがまあ、いいやと店を後にする。安そうな中華街でも、これだけで5000円くらいするということで改めてニューヨークの物価高を思い知る。
  
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