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島根→東京→クリーブランド観光(1) ２０２３年５月８〜２７日  今回の旅行は羽田空港発だが、東京で２泊して観光する予定。機内持ち込み荷物の検査で７ｋｇを。500ｇほどオーバーして冷っとするが中にある服を出して着るからというと許してくれた。ＬＣＣはこのあたりはシビアで最悪の場合、預け入れ荷物にされて6000円の追加料金が必要となる。 成田から都内への移動時に京成線が突然昨日の大雨の影響で不通になり慌てる。１時間の列に並んで払い戻してもらい、成田エキスプレスに乗り換えて池袋についたら夕方になっていた。しかし、何が起こってもいいように前々日から出かけているのだから心配はない。しかしホテルに着くまでもう一波乱。予約した池袋駅から近いホテルにはなんと西館と東館があり西館の方へ行ってしまい反対側の東館まで２ｋｍくらい駅をまたいで移動する羽目になる。ちゃんと確認しなかった自分のミスだからしかたない。たどり着いたホテルは狭いがちゃんと一通りそろっていて満足。夜は、にぎやかな街で一杯飲んだ。 
＜池袋サンシャイン展望台からスカイツリー方面を見る＞ あくる日、このホテルにはコーヒーとトーストだが朝食付きなのだ。ありがたくいただき、今日は終日池袋界隈を観光する。池袋に宿を取ったのはこのあたりがあまり行ってない地域だったからだ。翌日は終日サンシャインビルの展望台とか水族館とか見て午後からは巣鴨、六義園、夕方からは池袋演芸場で落語、漫才、曲芸などを見た。演芸場は暇つぶしに入ったのだが、３時間もいたほど面白かった。やはり久しぶりに来た東京はいろいろあっていい。 
＜羽田→デトロイトの航路＞ ５月１０日、池袋で２泊していよいよ今日は午後から羽田空港からクリーブランドまでのフライトになる。ホテルをチェックアウトして山手線、モノレールと乗り継ぎは羽田空港に着く。出発３時間前である。無事搭乗手続きを終えまだ２時間前、ゲート近くのレストランでビールを飲む。いよいよ登乗する。飛行機はデルタ航空。客室乗務員に年配の人が多い。たぶんコロナが明け、人手不足で退職していた人を呼び戻したか。機内食を食べ、映画を見て過ごす。久しぶりの懐かしい感触になかなか寝付けない。 
＜雪を被ったロッキー山脈＞ うとうとしながらふと窓を見るとロッキー山脈が雪をかぶっている美しい風景に出会う。やがてデトロイト空港に到着。ここで荷物を取り入国審査の列に並ぶ。時間が余裕がないのでひやひやする無事通過して国内線の小型機に乗り換える。ここからクリーブランドまで１時間くらい。天気も良いので窓の外の風景を見て過ごす。窓の外に巨大な湖が見えた。これが五大湖のひとつのエリー湖だろう。デトロイトとクリーブランドは同じエリー湖沿いにある。 現在のクリーブランドの人口は約３７万人、かつては８０万近くいた人口も重工業の衰退とともに減少して治安も悪化していた。しかしながら最近は金融、保険、ヘルスケア産業などサービス業を主体とする経済に移行し、新しい街づくりが成果をあげつつあるという。 
＜再会＞ ５月１０日夕方５時前、クリーブランド空港到着。息子夫婦の出迎えを受ける。 車で３０分で市内のオイスターが名物というレストランに到着。オイスターは息子の好物で私が渡米したときは必ず連れていかれる。私は疲れと時差と寝不足のおかげでもうろうとしている。ホップが効いた地元のビールがうまい。 食事後、息子の家に行き、寝る。疲れているのだが、時差の関係かなかなか寝付けない。 
＜Lake Leesville へドライブ＞ あくる５月１１日、早朝３人でさっそく２泊３日の湖へ釣りキャンプへ出発。息子のバス釣りにつく合わされる格好だが、以前いたボルチモアでも何度も行った。私も自然の中の生活は好きであり今回は宿泊も伴うということでので楽しみにしていた。 大学によって氷を手に入れ、途中のWalmartでも買い物して準備は万全。ただし食料は釣れたバスを料理する予定なので最低限だが大丈夫なのか？。 
＜Lake Leesville＞ 約２時間で湖に着く。ここは釣りができるリゾート地で貸しボート、キャンプ場、宿泊施設などもある。中には自分のボートをトレーラーで持ち込む人もいる。 
＜バス釣り＞ さっそく船を借りて３人で湖に出る。なんと今回のボートは本格的な船外機。ボルチモアではバッテリー式のモーターだったのだが、なかなかエンジンがかからず私も手伝う。 釣りは小物がよく釣れた。息子は大物を狙うがなかなか釣れない。でも時々中型サイズは釣れる。 
＜２泊した山小屋というよりホテル＞ チェクインできる時間になったので釣りを中断して山小屋に入る。中に入ってびっくり山小屋というよりホテル並みでエアコン、キッチン完備でキングベッドの寝室が２部屋ある。 
＜料理＞ 夜は時差ボケであまり寝れない日が続いていたが、今夜はキングベッドでしっかり寝た。あくる日私がイビキをかいていたと息子夫婦に言われて驚く。 
＜二日目は遠出＞ ５月１２日、今日は朝から少し離れた所までボートを飛ばし大物をねらう。息子は船外機のエンジンをかけるのが苦手でなかなかかからない。私が代わるとすぐにかかり不思議がっていた。私は草刈り機やチェーンソーなども扱っているからこんなもの手慣れたものなのだ。 釣りの方は、結局中型が少ししか釣れず、食料に不安を感じたので昼前に近くの町のWalmartに買い出しに出る。 午後からはやはり近場で小物狙いに切り替える。なんとか夕食のおかずぐらいはゲットして昨日と同じように料理してくれた。 ５月１３日、朝クリーブランドに戻る。 
＜バスに乗る＞ 大学に行く息子夫婦と大学付近で別れ、私は一人でクリーブランド観光に出る。バス停があったのでバスに乗りダウンタウンへ行く。料金は入り口でキャッシュで払う。一回乗ると2.5ドルなのだが小銭が無かったので3ドル払うがおつりは出てこない。さらに悪いことには乗るときに「ダウンタウン？」と確認したのだが、途中で降りて乗り換えるハメになる。方向を確認してもう一度バスに乗りもう一度３ドル払う羽目になる。最初のバスで切符をもらっとけばその切符で乗れたハズだと後悔する。しかしまあ、何事も最初はこんなもんだと思いなおす。 
＜南北戦争の歴史博物館＞ ダウンタウンの終点で降りると目の前にあったのが古めかしい塔。これが歴史博物館。無料なので中に入ってみると狭い内部に南北戦争関連のレリーフや展示物が一杯にある。初めは独立戦争かと思っていたら係員が英語で説明してくれて南北戦争だと分かった。見るとリンカーン大統領のレリーフがある。また壁面には亡くなられた軍人の名前が一面に刻んである。 
＜ロックン・ロール博物館＞ ダウンタウンからエリー湖畔の方に歩いて行くとロックン・ロール博物館がある。ここが知る人ぞ知るクリーブランドで一番有名な観光地。中に入ってみるとすごい人並み。しかもチケットは各自WEBで買ってスマホでバーコードを見せるという方式。音楽にあまり興味のない私は入るのをやめて庭で演奏している素人コンサートを聞く。 
＜五大湖科学センター＞ 隣の五大湖科学センターに入ってみる。ここクリーブランドはエリー湖のほとりにあり当然何か五大湖についての学習ができると思ったのだが。そんなコーナーはなく、子供たちの遊び場化している。ただし大型ドームミュージアムの迫力ある映像と隣に係留してある昔の船に乗ることができエリー湖を眺めることができたのはよかった。 
＜マーケット通りでビール＞ 帰りはライトレールに乗り、自力で息子の家まで帰る。ライトレールとは市内を走る鉄道でダウンタウンを中心にレッド、ブルーなど５つの線が出ていてバスよりわかりやすい。大学周辺にも駅がありこれに乗れば間違えなかったのだが・・・。息子の家はブルーラインの終点近くにあるのでもってこいである。 夕方、３人で家の近くのマーケット通りに繰り出しビールを飲む。郊外とはいってもこんなしゃれた通りがあったことは３年前には気が付かなかった。とりあえず、クリーブランド観光もしたし時差ボケも徐々になくなり、旅が本格的に始まったことに感謝して乾杯する。
  
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