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エベレスト街道トレッキング４日目 『タンボチェ→ディンボチェ』 ２０１７年１０月２０日  ＜ディンボチェの町を一望する＞ このあたりの写真地図（google map)です。 ディンボチェまで来ると標高は4400mを越え、草木は姿を消し荒れはてた風景の世界が広がる。しかし、遠くの雪山は神々ししくあたりを見下ろしていてまるでまるで神秘の別世界に来たようだ。 背後の小高い山に登りディンボチェの村を見下ろしてみると、家畜のための石垣だろうか、無数の囲いの中で人々がひっそりと生活している様子が垣間見える。ここは一般の人々が生活している最後の村だと聞く。
 ＜エベレスト街道＞ 5時起床、早起きして暗い中外に出てみる。その目的は日の出の写真をとるためである。 しかし、なかなか思うようにはいかない。 
＜日の出？＞ 少し遅かったのか、モルゲンロートみたいな朝焼けの写真にはならなかった。 いつのまにか明るくなってしまっていた。
＜朝食＞ 朝食を摂る。 朝食は前の晩にメニューと時刻を予約しておく。 朝は食べにくいのでパンとコーヒーにしておいた。 
＜朝の山並み＞ 7時半出発。 今日も天気はよい。体調も上々。高山病の症状はまるでない。 今日の目的地ディンボチェまでは標高差約600m、５〜６時間かけてゆっくり登る。 
＜一度下る＞ 登山道は一度下る。 登山者も多く、時々休憩しながら抜きつ抜かれつして歩く。 
＜村＞ ほどなく谷底の村に着き休憩する。 石垣で囲った所は家畜を飼う牧場。 
＜橋の向こうには登山者の行列が！！！＞ 橋の向こうには登山者の行列がつながっていて驚く。 橋が狭いため渋滞するみたいだ。 
＜縦走路を振り返る＞ 縦走路を振り返ると先ほど渡った橋が見える。 中央には昨日泊まったタンボチェの村の建物らしきものも見える。 あそこからよく歩いたものだ。 
＜仏塔＞ さらに行くと仏塔があった。 要所要所に立っている見慣れた仏塔。 見晴らしの良い所が多い。迷った時の道しるべも兼ねているのだろう。  ＜パンボチェ村＞ ほどなく小さな村に着き、休憩する。パンボチェである。 ここでも宿泊できる。このように２〜3時間ごとに宿泊できる村があるので自分のペースに合わせて登れるようになっている。 エベレスト街道と並ぶ人気のゴーキョへの道はこの村から分かれる。 
＜休憩するポーターたち＞ 荷揚げをしているポーターも休憩していた。 ３０ｋｇくらいはあろうか大きな荷物を担ぎ黙々と登っているポーターにいつも感心する。 
＜村＞ さらに行くと再び小さな村がある。 ティータイムにする。 
＜ティータイム＞ ガイドのスワムはこの地域から南へ歩いて3日ほどの村に家があり、妻と子供が待っているという。貧しい家庭で小さい頃はカトマンズの寺に出され小坊主をしていたという。お経は得意である。 それにしても3日も歩いて2週間のガイドをしてまた3日かけて戻る。バスなどの交通機関は無いそうである。 このように、シャルパ族といってもいつも高所にいるのでなく、普段はもっと低い所で農業などの仕事に従事していて、ガイドの仕事がくれば出かけるという。 
＜沢を渡る＞ 縦走路は再び少し下り沢を渡る。 この沢はここらあたりから２つに分かれ、そのひとつがエベレスト直下の氷河になる。 
＜縦走路＞ さらにしばらく行くとはるか先に小さくディンボチェの村が見え始める。 このあたりから徐々に樹木は姿を消し荒涼とした雰囲気になる。 
＜ディンボチェに到着＞ 午後１時、ディンボチェに到着。 宿に入る。今日は到着した宿で昼食。 午後は時間がたくさんある。 
＜雑貨屋で充電ケーブルを買う＞ まずは、村を探索して雑貨屋を探し充電ケーブルを買う。 どうもケーブルの調子が悪く、充電できない時があるのだ。 こんな山奥に売っている店があったことに驚く。店には登山用品のほか、日用品もある。ここは一般の人々が生活している最後の村だと聞く。 
＜ポーターたちがゲームに興じる＞ その近くで人だかりがする。 覗いてみるとシャルパたちが集まりカードゲームに興じている。 なにも娯楽が無い村で、少しばかりの楽しみなんだろう。 
＜村の高台にある仏塔＞ 丘に上に仏塔が見えたので高度順応を兼ねて後ろの尾根に登ってみることにした。 ここは標高4400mを越える。ゆっくり歩かないと息が切れる。 さらに尾根の上の方に道があり登ることにした。 
＜霧が出てきた＞ 右手にはディンボチェを上から見下ろせる。 30分くらい急斜面を上ると黄色い旗がたつ小ピークに到着。 霧がでできた。ここらでよいと引き返す。 
＜夕食＞ 夕食はモモと焼き飯。 モモはネパールの餃子。食欲がなかったためガイドに少し食べてもらう。 さすがに今日はビールはやめにした。
＜祭り＞ 夜になり外が歌や音楽で騒がしい。 何かと思って覗いてみると人々が集まりマイクを持った人が歌を歌ってまわりで踊りを踊っている。 聞いてみると今日はネパールのお祭りの日らしい。ちょうど日本の盆踊りみたいな感じで各所で集まって歌って踊るみたいだ。
  
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