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コスタリカ観光（アレナル火山、モンテベルデ） ２０１９年１０月３０〜３１日  このあたり（アレナル国立公園）のgoogle mapです。 コスタリカは国をあげて環境保護に取り組み、国土の4分の1が国立公園や生物保護区に指定されており、自然環境を守りながら観光にも力を入れている「エコツーリズム」の先進国なのだ。 部屋は２階にありベランダから中庭が見える。コーヒーを飲みながら見ていると野鳥も飛んでくる。 
＜アレナル ホステル リゾートの中庭＞ コスタリカは一度来ている。その時はチリポ山登山とウミガメで有名なトゥルトゲーロ。今回はどこに行こうかと考えたが、コスタリカはエコツーリズムの国、大自然を満喫できる多彩な観光地がある。その中で有名なアレナル火山とそこから行けるモンテベルデにしたのだ。 朝食後、せっかくだからハンモックで寝ながらピックアップを待つ。8時半になりツアー開始。ツアー客は全部で5人、オランダの女の子2人、フランスの女性、アメリカ人の若い男性。 
＜アレナル火山国立公園ビジターセンター＞ 車でアレナル火山を回るようにしてフォルトゥナの反対側にある国立公園ビジターセンターに到着。ここから自然観察トレッキングがスタートする。 まずは注意事項を受け、トイレに行く。  ＜自然観察ツアー開始＞ ガイドは若いイケメン風の男性。 トレッキングコースはよく整備されていて歩きやすい。ガイドはその道すがら植物、昆虫、動物などを見つけ説明してくれる。英語だけど半分も分からないのはいつものこと。 
＜カエル＞ さっそく葉っぱの下にカエルが隠れていた。熱帯らしい派手な色。こういうのは毒があるんだろうがこのカエルは問題ないらしい。 
＜ヘビ＞ 黄色のあざやかなヘビを発見。地面を見るとトカゲがいて、アリが行列を作って葉を運んでいる。 途中、滝を見にって、若い人は滝つぼに入り遊ぶ。冷たいので私は遠慮する。 
＜レインボーツリー＞ 樹皮がいろいろな色に分かれているレインボーツリー。正確にはレインボーユーカリ。フィリピンやハワイなど北半球に広く分布するらしい。樹皮がカラフルで美しい。ペイントでもしているのはないかと触ってみる。 
＜アナグマ＞ アナグマの仲間が群れでいた。人を怖がらないのでかわいいが、うかつに近づくとかまれたりして危険だとガイドが警告する。 
＜展望塔から見るアレナル湖＞ ２０〜３０ｍの展望用の塔があり登ってみる。樹木の高さを越え上からジャングルを上から観察できる。遠くに湖が見え、これが明日渡ってモンテベルデに行くアレナル湖。 
＜昼食＞ ２時間ほどでトレッキングは終了。昼食は一度町に戻って反対側から山に入った所にある農園みたいな場所。バイキング風の食事に缶ビールは有料。食後、サトウキビから砂糖を搾り取る所を見せる演示がありその汁で割った焼酎がふるまわれた。
＜アレナル火山山麓でトレッキング＞ 昼食のあと再びジャングルに戻りトレッキング。今度は本格的な山登りでできるだけ山の中に入る。午後になり小雨がばらつく中足元に気を付けて登る。1時間程度登ったところでゴロゴロと溶岩の塊が広がる所で道は終わりになる。ここで休憩して写真を撮って下る。 
＜記念撮影＞ 下りたところでみんなで記念撮影。 若いアメリカ人とは同じんシングル通しよく話した。サンホセにあるスペイン語学校に通っているらしい。アメリカで行くよりずっと安く、日本などからも学びに来る人はいるらしい。 
＜タバコン川の温泉＞ 最後は近くのタバコン川の温泉に入る。 道路から小さな川沿いに少し入った所に温泉はあった。もう数人の人が浸かっている。更衣室など無いので適当に脱いでまとめて置く。 本当に温泉なのだろかと不安があったが恐る恐る足をつけてみると暖かい。温水プールみたいな温度で出ると寒く感じる。首まで浸かってふと見ると川の上を枝が伸びていてアナグマが渡ってきた。こんなジャングルの中で温泉に浸かっておまけに動物の観察もできるなんて最高だ。  ＜夕食＞ 夕方薄暗くなるころ宿に戻る。明日の予定を考える。もう一泊して別のツアーにということも考えたが、モンテベルデへ移動するツアー（２０ドル）があるということで、頼んで夕食に出る。夜のフォルトゥナの町は居酒屋が並んで賑やかだ。ゆっくり食事ができそうなレストランを探して入る。今日はツアーでアレナル火山の周りの色々な所に行けた。個人では行けないような所に連れていってくれるツアーはありがたい。現地で手配するとそんなに高くない。英語がもっとわかればいいのだが・・・・ 
＜フォルトゥナ→モンテベルデ移動ルート＞ 
＜アレナル湖で船に乗る＞ 車は10人くらいを拾いながら昨日の道を通りアレナル火山の方にむかい湖のほとりにでる。 そこに待っていた船に乗り出航。アレナル火山がまじかに見え気持ちいい。 
＜湖を渡る＞ 船は２０人ほどの旅行者を乗せ、細長い湖に沿って走る。後ろに見えていたアレナル火山はしだいに小さくなる。 しばらく行くと船は左側の対岸に近づき接岸。桟橋というほどのものは無く上陸。そこで待っていた何台かの車に分乗して再出発。 
＜サンタエレナにつながる道＞ 道は狭く舗装などしてない。しかし、眺めは良好、民家こそないが原生林の合間に牧場が広がりまるで異次元の世界に来たみたい。 １時間ほど過ぎたころ、昼食休憩に田舎の食堂に入る。あまり食欲は無かったがビールがあったので簡単な料理と共に食べる。 
＜サンタエレナの町＞ さらに、１時間ほどでサンタ・エレナの町に着く。、12時ごろであった。サンタエレナは1本ある大通りの周辺に数件の宿やレストランがある程度の小さな町。予約していた宿にチェックインして今晩のナイトツアーを予約してモンテベルデに行く。バスもあるが待ち時間が1時間もあるのでタクシーを使う。 
＜モンテベルデ自然保護区入口＞ モンテベルデ自然保護区に着いて入場券を買う。何時間で回るかと聞いてくるので3時間というと回るコースを地図を使って丁寧に説明してくれる。 ガイドツアーもあるが、時間が合わなかったりしてほとんどが個人で回っているみたい。入り口で腕に輪を巻いてもらって入場する。 
＜熱帯雲霧林＞ ここはコスタリカで最も有名な観光地のモンテベルデ生物保護区。熱帯雲霧林と呼ばれる独特の生態系の森が広がり雲や霧に覆われることが多く、木にはコケ、シダ、着生植物がビッシリと覆い鬱蒼とした神秘的なジャングルを造り出している。 
＜甲虫＞ うっそうと茂った雲霧林の中で動物や野鳥を探すのは容易ではない。世界一美しい鳥と呼ばれるケツァールも棲息するというが、個人で探すのは難しそう。 それでもなんとか葉っぱの下に隠れている甲虫を発見。 
＜バッタの仲間？＞ 他にもいくつかバッタや蝶などの昆虫を発見しては写真を撮る。 そうこうしながら展望台まで行くが霧で景色が見えない。  ＜つり橋でスカイウォーク＞ ここからさらに奥に入り、この公園の核心部分。途中つり橋がかかっていて、スカイウォークみたいなっている所を渡る。 上から見る雲霧林は迫力抜群。それを過ぎ、さらに下り最後に滝を見に行く。迫力ある滝かと思ったが少し拍子抜け。 
＜サル：中央右上の白い部分が頭＞ 滝を見に行った帰り、樹上でガサガサ音がするので見上げるとサルの群れを見つけた。写真を撮ろうとしたが難しい。ビデオで撮った。この公園で初めて見る哺乳類に感謝。 
＜ハチドリ２羽＞ 公園から出た後、バスまで時間があったので近くにあった土産物店に入ってみる。ここに鳥用の蜜のエサ場があり、ハチドリが群れていた。器用にホバリングをしながら蜜を吸う姿は日本ではあまりお目にかかれない光景。 時間が来て公共バスで帰る。車で来ている観光客はほとんど乗らないが、勤務が終わったビジターセンターの職員が乗ってくる。 
＜カエル園＞ サンタエレナの町に戻ったら、ちょうどカエル園の前を通ったのでそこで降り入ってみる。２０ドルと高い。しかし、ガイドがライトを持って案内してくれる。コスタリカに棲む約25種類のカエルをガラスケース内に飼育していてそれをガイドがライトで教えてくれる。ガイドがいないと発見できそうもない。人気のアカメアマガエルや矢毒カエルにもいた。夜行性の種が多くもう一度夜にくるとよいと勧められる。残念ながらナイトツアーを予約しているので来れないが・・・。 
＜ナイトツアー＞ 宿に戻りるとすぐにナイトツアーのピックアップが来る。モンテベルデでは多くの場所でナイトツアーが行われていて、タランチュラ，昆虫多種、寝ている鳥、運が良ければヤマアラシ、キンカジュウ、ナマケモノ等の哺乳類も観察できるという。 
＜ガイドが捕ってきたカエル＞ あいにくの雨の中、傘をさしながらライトで足元を照らしながらの観察になった。全部で15人くらいのツアー。暗い中ガイドを先頭にジャングルに入る。このガイドはすごい。暗く小雨が降る中、小川に降りてゴソゴソしていたと思ったらカエルを見つけて戻ってくる。そんなことを次々と繰り返し観察できたのはカエル、鳥、タランチュラ、昆虫など多数。 
＜夕食＞ 2時間ぐらいのツアーが終わり町に戻り、夕食。大通り沿いのレストランに入り、最後の夜、奮発してステーキを注文。分厚いのが出てきて味も満足。今日は念願のモンテベルデで雲霧林を歩いて自分でいくつかの動物を見つけた。夜はナイトツアーに参加して、様々な動物に出会うことができた。 残念ながら明日は移動日で実質半日だったがこれで十分。本当はもう一泊してさらに楽しみたいところだが、２日ルールで明日は移動日、山を降り一気にニカラグアに行く予定。はたしてどうなるか不安もあるが、順調に旅が進んでいることに感謝してビールをお替りする。
  
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