<アメリカ旅行記1>
(成田→ロサンゼルス→ラスベガス)

2012年,12月26日〜27日

<ラスベガスの夜景(左が泊まったエクスカリバーホテル)>
このあたりの写真地図(google)です

 


≪●●●ラスべガスまで●●●≫

前日に夜行バスで新宿につき、トランクをコインロッカーに預ける。暇つぶしに高尾山に登った。富士山が雪を被ってきれいだった。
夕方、代々木上原で息子と会い飲む。息子は今年、博士過程を修了しアメリカに研究員として採用が決まった。労をねぎらい、夜はアパートに泊めてもらう。


<今回はデルタ航空>

あくる日、息子と近くの喫茶で朝食。つくばの娘から、もう出たとメール。バスをひと便早めにしたらしい。ほぼ初めての海外旅行(小学生の時以来)で気合が入っている。私も日暮里から京成電鉄で成田へ出発。11時すぎ、空港で娘と落ち合う。出発まで4時間もある。
チェックイン手続きをし、両替をして昼食を摂る(私はもちろん生ビールも・・・)。空港屋上で飛行機を見学したりして時間をつぶす。15時30分出発。


<ロサンゼルスへ到着>

機内食でビールを頼むと、「これから運転するのに・・・」と娘にたしなめられる。寝ようとするが2時間くらいウトウトとしたろうか、同日の朝8時30分、ロサンゼルス空港着。時間が逆戻りである。時差が7時間あるので正味10時間の飛行であった。


<ALAMOバスに乗る>

相変わらずの厳重な入国審査のあと、荷物を受け取り、外に出てさっそくレンタルカーの会社ALAMOのシャトルバスを探す。アメリカではレンタカー会社が無料バスを運行し会社まで行けるのだ。ここらあたりはネットで調べてある。
ちょうど止まっていたバスに乗ると運転手が「予約は?」と聞く。もちろんしているので問題ない。

<ALAMOでレンタカーを借りる>

10分ほどで営業所に着き、手続きをする。パスポートと免許証の確認後、数ページもある契約書を渡されサインしろという。目を通したふり?をしてサイン。次にガソリンを買うか?と聞いてくる。これは想定内。ガソリンを買わないと最終日に満タンにして返す必要があり、面倒なので買った。荷物は何個あるか?とか聞いてくる。これはどうも1ランク上の車種にしたら?ということなので、「ノープローブレム!」と断る。予約どおりの小型車で十分である。
ちなみに小型車11日間を借り、約550$(約5万円と日本よりすっと安い)これにナビのレンタル料一日(20$×11日+TAX)を加えると6万2000円。ちなみに最大手の会社「hertz」よりずっと安い。


<ALAMOのレンタカー>

契約後、駐車場に行くとずらりと並んでいる。自分で予約してあった車:ニッサンVersaを探す。キーは付いている。かってに乗って出ていいのかと迷ったが、他の人もそうしている。初めての左ハンドル、少し場内を慣らし運転してみる。なんとかなりそうだ。
しかもナビが日本で娘が使っている(かって私が使っていたものだが)「ガーミン」。扱い方には慣れていてラッキー!。 ラスベガスを入力し、さあ、出発だ。時計を見ると10時すぎ。
ALMAOロス空港店の写真地図(google)です



<ロス市内を抜ける>

出口で最終チェックを受け、町に出る。今回の旅行で一番緊張した場面である。初めての左ハンドルで最初は戸惑う。ハンドルは左でもアクセルとブレーキは日本と同じ足。しかし、方向指示器とワイパーが逆で、時々曲がるときにワイパーが回り出し、よけいにあわててしまう。しかし娘の援助とナビの助けで、なんとか高速道105号線にあがり、ラスベガス方面に出発。ちなみにアメリカでは高速道路は無料である。


<借りた愛車日産VERSA>

高速道に上がると、緊張はさらに増す。車線は4つも5つもあり車の量も増え、スピードも上げなければならない。まっすぐに行く時はいいが、高速道の分岐がある時は大変である。車線を右に取っておかないと曲がれないが、早めに右に取りすぎると[EXIT ONLY]の車線に入ってしまい、出なければいけなくなってしまって・・ 一度出て、再びナビに沿って逆車線に入り引き返すという場面が数度あって時間をロスする。


<テリヤキバーガーで朝食>

605号、210号とたどり1時間ほどして、ようやくロス市内を抜け、郊外に出る。ここからは15号線で一本道。一休みして朝食を摂ることにする。アメリカでは日本のパーキングエリアなど無く、一度高速道を降りて町に出る必要がある。しかし降り口には必ずガソリントタンドや店が並んでいる。


<娘に運転を代わる>

ハンバーガー店に入り、コーラとテリヤキバーガーを買う。日本の焼き鳥がアメリカでもハンバーガーになっているのか・・おしいかった。それ以上に、なんとか運転し車での旅行が始まった安堵感が大きい。
食事後、娘に運転を代わる。少し心配したが、すぐにふっとんだ。なんと昨日まで乗っていたかのように車を扱いスイスイと・・・、ひょっとすると私より上手かも・・


<直線道路>

私は隣で写真を撮る。道路はまっすぐな所も多く、時速120km以上出しても平気である。周囲の風景もアメリカの西部らしい荒涼とした光景が続く。時折、遠くに山々が見える。あれがグランドキャニオンに続くんだろうか。快適なドライブが続く。

<風景>

夕方になり再び休憩。そろそろガソリンの量が気になる。初めての給油であるが、スタンドに入り給油しようとするが、VISAカードが認識できない。係員もいないみたいで途方にくれる。まあ、ラスベガスまではもつ、行こう。
やがて日が落ち、遠くにラスベガスの街らしき灯りが見えてきた。町に入ると車線の関係でナビに沿って曲がれなかった場所があり、少し大回りしてストリップ通りを引き返さなければならなくなる。


<夕方、見えてきたラスベガスの街明かり>

しかし娘の運転は確かで、無事ホテルに着く。夕方5時だった。7時間かかったことになる。通常は4〜5時間くらいと書いてあったが、休憩とかあってまあこんなもんだろう。駐車場に入りチェックインするのに1時間以上かかった。これはバレットパーキング(係員に車を預けるシステム)の列にならんでしまったからで、自分で駐車する(セルフパーキング)こともできたみたいだが、これらは後で調べて分かったことである。


<ストリップ通り>


ホテルのロビーに入ると驚く。もうそこがカジノ場。やってるやってる。ルーレット、ポーカーなど知っているものもあれば知らないゲームもある。真剣勝負みたいでうかつに近づけない雰囲気。周りではスロットマシン。これは機械相手で一人で楽しめる。


<カジノ風景>

広いロビーでどこでチェックインすればいのか探すのに一苦労。このホテルは1泊3000円程度と今度の旅行で一番安い。部屋は普通というか私の目には十分な高級ホテル。 チェックイン後、娘がパスポートが無い・・車の中に忘れたみたい・・・と言い出し大騒動。無くせば旅行どころでなくなる。車を再び出してもらい、中を確認したらあって一安心。


<有名なホテル「ニューヨークニューヨーク」>

せっかく来たラスベガスだからと、お疲れ気味の娘に少し外に出てみようとさそう。ホテルを出たとたんに、すごい夜景に圧倒される。すぐとなりのホテル:ニューヨークニューヨークの「自由の女神」像がひときわ目立つ。そのホテルに入ってみる。やってるやってるスロットや卓でカジノである。泊まったホテルでもやっていたのだが、驚くのはその広さ。歩いても歩いてもカジノ、バー、カジノ・・・地下が数百mずっとカジノ場なのである。


<広いカジノ場>
泊まったホテル(エクスカリバー)に戻りバイキングの夕食。料金は22$であるが、中身がすごい。肉や魚はもちろん、カニ(ズワイガニ)が並んでいた。


<夕食は豪華なアバイキング>

部屋に戻る。昨夜は機内でほとんど寝ていないので、風呂から上がると娘はすぐにぐっすりと寝息を立てる。
私はせっかく来たのだからと一人で1階のカジノ場に行き、1ドルだけスロットをしてみる。4回プレーできたが、あっという間に無くなった。これ以上はしない。いい記念である。隣のホテルに行き、無料ショー(歌や踊り)を見学して部屋に戻り買ってきたワインで一杯やる。


<安い部屋だけど十分に高級>

心配していた海外で初めてレンタカーを借り、運転してラスベガスに行くという最初の難関を突破して、無事に到着。すばらしい夜景を見て娘との旅行が無事始まったことに感謝しながら寝る。
本日の走行距離約300マイル(480km)
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